田舎亭の歴史

田舎亭の歴史

61創業者は、祖父幸太郎。
兵庫県和田山から一旗揚げるため四条大橋のたもとにあった食堂”いなか”で修業し、その後相国寺東門近隣で麺類と寿司をメインにしたお店塔ノ段田舎亭を開いたのが始まりです。戦時中「建物疎開」の対象となり営業を休止。戦後間もなく出町で田舎亭を再開
のちに二代目である父が出町店を繁栄させる。蕎麦・うどん・丼ものをメインに出汁は素材の味を活かしあえてうす味。その“味”を今もなお受け継ぎ、より洗練された田舎亭の味を提供しています。

リニューアルオープン

大正8(1919)年創業。京都・出町の蕎麦店が2022年の大みそかで、建物の老朽化などの理由で貸主が取り壊しを決定、立ち退くことで一度閉店することになりました。『出町で育てられたので、出町で再開したい』この強い想いを糧に移転再開を進めてまいりました。地元の方に親しみ愛された田舎亭。2024年1月、創業以来伝承する味は変えず味わう空間や素材を更にこだわりリニューアルオープン。

大本山 相国寺とは一切関係ございません。

数多くの「こびいきさん」

創業以来、数多くの「こびいきさん」に恵まれてきました。初代の店では元立命館総長 故中川小十郎氏がなじみ。出町に移転してからは狂言の茂山家や出町ふたばへの出前も承りました。創業以来100余年、地元の縁を大事にしさまざまな苦難を乗り越えながら、沢山のお客様のおかげもありのれんを守ってきました。三代目に代わり新名物「揚げナスおろし」などのメニューを考案し英語のメニューも作成、海外お客様にも対応できるよう時代のニーズに合わせ、これからの田舎亭を支えていく。

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