田舎亭の歴史
61創業者は、祖父幸太郎。
兵庫県和田山から一旗揚げるため四条大橋のたもとにあった食堂”いなか”で修業し、その後相国寺東門近隣で麺類と寿司をメインにしたお店塔ノ段田舎亭を開いたのが始まりです。戦時中「建物疎開」の対象となり営業を休止。戦後間もなく出町で田舎亭を再開
のちに二代目である父が出町店を繁栄させる。蕎麦・うどん・丼ものをメインに出汁は素材の味を活かしあえてうす味。その“味”を今もなお受け継ぎ、より洗練された田舎亭の味を提供しています。
数多くの「こびいきさん」
創業以来、数多くの「こびいきさん」に恵まれてきました。初代の店では元立命館総長 故中川小十郎氏がなじみ。出町に移転してからは狂言の茂山家や出町ふたばへの出前も承りました。創業以来100余年、地元の縁を大事にしさまざまな苦難を乗り越えながら、沢山のお客様のおかげもありのれんを守ってきました。三代目に代わり新名物「揚げナスおろし」などのメニューを考案し英語のメニューも作成、海外お客様にも対応できるよう時代のニーズに合わせ、これからの田舎亭を支えていく。